②妊活=義務?

不妊治療

こんにちは(^^)

今回は、ちょっと大きな声では吐き出せなかった悩みについてお話しします。

私が初めて不妊症と診断されたのは、

2018年の26歳の時でした。

24歳で結婚し、夫婦2人とも子どもを望んでいた私達は早速妊活を始めました

もともとルナルナというアプリで生理日を入力しておりましたので、

自動的に排卵日が分かるようになっていました。

タイミングを取ればとるほど妊娠する確率が上がるのは分かっていました。

しかし当時夫婦2人ともシフト制の仕事をしており、

帰るタイミングも違えば寝るタイミングもばらばらの生活

そんな中でもなるべくタイミングを取ろうと努力はしておりましたが、

1年程毎月生理が来ては落ち込むというのを繰り返していました。

その内、今日は排卵日だという事を伝えるのがしんどいと思うようになってきました。

1つは帰宅が遅い旦那さんに夜くらいはゆっくり過ごしてほしいという思い。

1つは毎回タイミングをとっても妊娠に繋げられない申し訳なさ。

(不妊の原因は女性だけではありません。男性にも原因がある場合もあります。

しかし当時は恥ずかしながら原因は全て女性にあると思っていました。)

それでもタイミングを取らなければもちろん子どもを授かる事は出来ません。

排卵日だと旦那さんに伝える事がおっくうで伝え方も雑になっていました。

そんなある時旦那さんから

”正直きつい。子どものためだけの行為みたいな感じがする。

生理が来て落ち込んでるのを見るのも辛い。俺がダメだったんだって実感させられる”

と言われハッとしました。

旦那さんの事は大好きで大切で、子どもを授かれなくても夫婦2人でも幸せです。

そしてもちろん生理がきても旦那さんのせいだなんて、1度も思ったことはありませんでした。

『子どもが出来なくても夫婦2人で楽しく生きて行こうね』と話した事もあります。

しかしリセットする度に、お互いが自分のせいだと追い込んでいたのだと分かりました。

そんな旦那さんが言葉を選びながら私が傷つかないように伝えてくれる姿勢に、

私も子どもを作るためだけの時間にしたいなんて思ってなかったはずなのにと、

上手く伝えきれていなかった悔しさと申し訳なさでいっぱいでした。

気付けばいつしか私にとって”妊活”は”義務”となってしまっていました。


妊活を急ぎ過ぎたのかもしれないといったん休憩する事にしました。

どれほど休憩したのかは定かではありませんが数か月だったと記憶しております。

ふと ≪ コウノトリ ≫ というアプリをスマートフォンで見つけました。

コウノトリアプリに生理日を入力すると排卵日が自動的に計算され、

妊娠しやすい周期に入ると自動的に夫婦2人に通知が行くようになっていました。

旦那さんにもインストールをしてもらいしばらくこのアプリを使ってみましたが

旦那さんはこのコウノトリアプリが良かったみたいで、

”プレッシャーも感じないから、

全然苦にならなくなった!”と言っていました。

ホッと胸をなでおろすその反面。

私は、通知が来る度になぜか萎縮し緊張してしまっていました。

タイミングとるなら家事のあれを何時までにしておきたい とか

タイミングとらないなら、ゆっくり映画見て夜更かししたい とか。

子どもを授かるためなら排卵周期は毎日タイミングをとった方が良い、とりたいと思っていましたが

疲れて帰ってくる旦那さんを見るとそうも言えずというのが何か月か続き、

とてもわがままですが、とるか分からないタイミングに重きを置きそわそわしてしまう事で

自分の時間がゆっくりとれない事を窮屈に感じてしまいました。

タイミングを取るかどうかを旦那さんに任せきりにしていたのも良くなかったと思います。

でも本当に今考えてもわがままです。

本当に子ども授かりたいと思っているの?という感じです。

当時26歳という事もあり焦りはそこまでなかったのも事実です。

しかしこのままでは良くないと思い何か方法は無いかと産婦人科を受診しました。

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