㊿卵子提供。様々な家族のカタチ。

不妊治療

卵子提供について私なりの考え方を書いています。

考え方は人それぞれあると思います。

私の意見がおかしい間違っていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

暖かくこういう考えの人もいるんだなーくらいの感覚で読んで頂ければ幸いです。

前記事で卵子提供の方法について書きました。

①JISART:日本で卵子提供を受ける。

      しかし自分たちで卵子提供者を探さなければいけない。

      自分の姉妹・従妹・友達など。

②OD-NET:日本でマッチングをしてくださる卵子提供支援団体。

      (現在は受付を停止されているとの事でした。)

③国外提供:日本人が卵子提供を受ける主要な国は、

      【台湾】【タイ】【アメリカ】

たくさん考え考え私の中で出た結論は、するなら

”③国外卵子提供” をしたい。

その中でもやはり国で運営されている 台湾

国で運営という安心感もありますし、治療費用も安い。

そして台湾の方だと日本人と近しい顔立ちをしていらっしゃいます。

しかし、出自を知る権利が認められていません。

出自を知る権利とは、子どもが自身の遺伝的ルーツを知る権利という意味です。

つまり子どもが ”卵子をくれたお母さんを知りたい!” と言っても教えてもらえないという事です。

国外卵子提供を行い実際に出産をすると、出産した女性が実の母親になります。

戸籍上も実母・実子となります。

良くも悪くも私達夫婦さえ子どもに言わなければ

卵子提供で産まれた事は分からないという事です。

難しいところですよね・・・。

卵子提供だと知らせない事でいらぬ不安を与えないという考え方もありますし、

でも子どもにも出自を知る権利があって当然という考え方もありますし。

実際に卵子提供で授かったご夫婦の話しをインターネットの動画上で聞いた事があります。

「お母さんがもう1人いるよ。と2歳頃から話しています。子どもはまだ分からないかもしれませんが。」

とおっしゃるご夫婦もいらっしゃいましたし、

「子どもには話さないつもり。でももし子どもも自分たちのように不妊で悩むことがあれば、その時に話すかもしれません。」

とおっしゃっているご夫婦もいらっしゃいました。

本当に考え方は人それぞれで、様々な家族の形があるんだなと思いました。

卵子提供について調べ、きちんと考え始めて約10ヶ月。

私の中で、卵子提供を行うならやはり国外卵子提供、台湾で行いたいと強く思うようになりました。

旦那さんの子どもを産めるのは私にしか出来ない特権だし、

医学的には私のDNAは入らないにしても、

子宮に着床した時点で私の事だから多分無理矢理遺伝子入りこむだろうと。(笑)

調べれば調べる程、

他人事だと思っていた卵子提供が身近に感じられ

いわゆる ”無知ゆえの抵抗” が無くなってきたのかもしれません。

しかし約10か月前の私は、卵子提供はありえないという考えで

旦那さんも同じ気持ちでした。

それが”知る事”でこんなにも気持ちが変わるんだと自分でもびっくりで

旦那さんに話すのもとても勇気がいりました。

言っている事が10ヶ月前と違い過ぎて、

当時の考えを適当な考えだと誤解されたくありませんでした。

それと同時に夫婦で別の道を歩むという考えも出てきました。

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