㉝体外受精3回目~保険適用の壁~

不妊治療

2022年3月。

まだ体外受精に2回しか挑戦していないのにも関わらず

クリニックの先生より”卵子提供・養子縁組・里親制度”の話しがあり

《もしかして本当に私の身体では妊娠は難しいのか・・・?》

徐々に実感してしまっている状況です―。

しかし旦那さんともたくさん話し、

まだ諦めず自己卵子での採卵を目指そうと決めました。

そして時期は2022年3月。

来月から不妊治療が保険適用になりますとのニュースを何度も見るなか、

先生より保険についての説明がありました。

「次の治療から保険が使えるようになります。

しかし治療で使用する薬によって保険外になる場合もあり、

今私の治療で使用している薬は保険適用外の薬になります。

”保険内で限られた薬で治療するか”

”保険外になってもベストな治療をするか”

どちらを希望しますか?」

そしてこの保険適用に伴い、

県や市からの助成金はかなり制限される事になります。

中には助成金制度自体を廃止する地域もあるようです。

もちろん今治療で使用している薬が

今の私にベストなものを選んでくださっているのは分かっていましたので

保険関係なくベストな治療をお願いしますと伝えました。

でもまだクリニック側でも、

「この保険治療に関して始まったばかりでまだ手探りの状態なので、

保険内で出来るベストな治療法がないか今後も探ってみます」

言っていただきました。

ただ単純に不妊治療の保険適用と聞いた時は

経済的な負担が軽くなる!と思っていましたが、

実際フタを開けるとそうではなく

ベストな治療を望むばかりに金銭的負担が増えるケース

あるのかと思います。

また、保険治療なのに年齢制限もあります。(妻の年齢が43歳未満)

妊娠には年齢が大きく影響すると言われているなか、

この年齢制限に関しても疑問に思う所がありました。

しかしこの制度によって、

経済的な負担により諦めていた方が治療を再開できる

といったケースもあるかと思います。

人それぞれに合った選択で、

1人でも多くの方が理想とする未来に近づけますように

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