卵胞が育たなかった為、
まだクリニックに通い始めて1ヶ月しか経っていませんが、
体外受精に進む事になりました。
不妊治療説明会が終わり家に帰ってまず行った事は、
今の状況を整理するため下記を紙に書き出しました。
①遅刻・早退・中抜けが本当に無理か
→1人シフトでなければ不可能ではない。ただ抜けられる時間がとても制限される。
②採卵で急な休みがとれるか
→採卵の為の麻酔をすれば運転も禁止のため、採卵後の出勤は不可能。
しかし麻酔無しであれば採卵後出勤可。
私は恐らく採卵できる数は1~2個のため、麻酔無しでもOKとの事。
休みの日に加え夜勤前でも採卵に行けそう。
しかしやはり急なシフト変更は日によっては無理の可能性もある。
”シフトが変われなかったので採卵中止”なんてことは絶対に避けたい…
③休職
→休職する事への1番の不安は、金銭面。(休職中は無給になります)
ざっと少し余裕を見て書き出しました。
毎月の出費 ¥400,000- (投資含む。減らそうと思えば減らせる。)
旦那さん給料 ¥250,000- + ボーナス
差し引き ¥150,000(毎月の不足分)
そして現在の貯金額÷15万(毎月の不足分)をすると、
とりあえず数年間はこの状態で生活が出来ると分かりました。
それが分かっただけでも、心に少し余裕が出来ました。
小さな事ではありますが、コツコツと続けて来てよかったなと本当に思いました。
このあたりの記事はこちらでも書いています。
≪お金が続く分は、治療に専念できる。本当にお金が無くなりそうになったら
治療はそこまでという、それが私達の運命なのかもしれない。≫
ただ私は、子どもを授かれた後この夜勤もある仕事を続けれる自信が無く、
これを機に休職ではなく退職の方が良いのではないかとも思いました。
しかしこの会社に入社した理由の1つは、産休、育休制度がきちんとある事でしたので、
もったいないという気持ちもあり、とても悩みました。
入社した時にはまさか自分が不妊治療を行うなんて考えもしてませんでしたので、
こんな壁にぶつかるとは・・・と複雑な気持ちでした。
もちろん1番の理想は、仕事を続けながら通院する事でしたので、
とりあえず上司に相談しました。
すると、
「シフトの変更は出来る限りする、採卵もなるべく休めるように調整する。
これからお金がかかるだろうから、辞めるより続けた方が絶対いいから。」
と言っていただき、お言葉に甘えさせていただくことにしました。
本当にありがたかったです。
正直そんな簡単にシフトの変更が出来るとは思いません。
それでも、何とか仕事を続けれるようにしてくださる気持ちがとても嬉しかったです。
同僚にも1人ずつ事情を話し、 全員協力すると言ってくれました。
本当に感謝しかありません。
中には、
”この日は予定入ってるけど、それ以外は何もないから変われるから!”
と前もって予定を教えてくれる同僚もいました。
この優しさをありがたく受け止め、 人一倍働こうと改めて心から思いました。
ここから、私の不妊治療が本格的に始まります―。
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