164.ART15回目~妊娠率0.002%の私が、2年半かけて初めての凍結…~

不妊治療

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2024.5(この記事は過去を遡って書いています)

2016年に結婚、2021年から本格的に不妊治療を開始し、もう2年半。

その間採卵を5回出来たものの、採れた卵は0個―。

最近は卵が見える事すら少なくなってきていたのに、

通算6院目のクリニックへPFC-FDのため転院し、いきなり採卵まで辿り着くことが出来ました。

採卵の詳細は前記事に書いておりますが、4日前の採卵で計2つの卵が採れました。

しかし『成熟卵か変性卵かは、後日説明します。』と言われていました。


本日は、凍結結果の確認―。

初めて受精・培養まで進めるかも!!という期待と、

これまでたくさん期待してきてダメだった、期待してはダメだ

という葛藤のなか過ごした4日間。

期待と不安と少しのワクワクが入り交じる中、先生から聞いた言葉は…

先生『先日は採卵お疲れ様でした。結果ですが…2つ前核期胚で凍結出来ました!』

え…この私が・・・凍結…?

これまで何度も何度も”自己卵子での治療は難しい、卵子提供を”と言われ続けて。

最初は当たり前に見えていた卵胞も、次第に育たなくなり

そして最近は卵胞が見える事すら少なくなってきていたのに。

この私が・・・凍結出来てる!?

先生『本当に良かったです。これまで採れなかったのが嘘みたいですね。2個も採れましたからね!』

え…待って!?今、2個って言った!?!?

私が!? 2個!? 凍結!!??(パニック状態)

私『え…嘘だ…。え…本当ですか?2個も…私が?・・・信じられない(号泣)』

先生『本当ですよ。映像見ますか?』

と受精時のタイムラプス映像を見せてもらいました。

先生『胚盤胞だと卵が途中で力が弱くなってしまう可能性もあったので、前核期胚で凍結しています。』

採卵日を0日目として…

1日目:前核期胚

2日目:初期胚(4分割期胚)

3日目:初期胚(8分割期胚)

4日目:桑実期胚

5日目:胚盤胞

私『どんな状態であれ、凍結まで辿り着けた事が信じられないです。本当にありがとうございます…』

この時の私は、嬉しい気持ちももちろんありましたが、実感がないというのが1番の感想でした。

だってあれだけ自己卵子では難しいって言われ続けてきたのに…。

諦めたくなくて続けてきたのは私だけど、実際≪凍結≫という憧れのワードを耳にして

本当に私の事だろうかと疑わずにはいられませんでした。

先生『自費診療なので、貯卵が出来ます。あなたは早発閉経だから少しでも早いうちに貯卵しておいた方が良いね。理想は6個ほど。この2個は凍結したまま、また採卵に向けて頑張りましょう!』

先生『ただPFC-FDの注入をしたばかりで、この効果が出るのが2~3か月後です。この期間は無理に刺激せず、卵が見えたら低刺激で見えなければお休み期間にしましょう。』

という事になりました…(;_:)

何度もしつこいようですが、本当にこの私が凍結出来るなんて信じられない…。

1歩どころか100歩ほど前進した気分。

何が良かったんだろう。

初めての自費とはいえ、転院しても使用した薬剤は大きく変わっていないのに。

微調整してくださったのが良かったのか…?

なんにせよ本当に凍結出来てよかった…(;_:)

自費の分、費用は結構かかりましたが何より凍結という結果が出せた事は大きい…!

・・・ここまで本当に諦めずに続けてきてよかった。

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